柔道整復師国家試験対策問題【解剖学 第19回】

国試対策問題(オリジナル)

こんにちは。塾長のFです。

解剖学の骨格系の問題を作ってみました。

今日もF塾でガッツリ勉強していきましょう!

含気骨

問題1 含気骨はどれか。【難易度

1.前頭骨
2.頭頂骨
3.後頭骨
4.下顎骨

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答え 

含気骨とは、骨の内部に空洞がある骨で、空洞は外界と交通しています。

1)副鼻腔
 ① 上顎骨
 ② 前頭骨
 ③ 篩 骨
 ④ 蝶形骨

2)乳突蜂巣
 ① 側頭骨

<strong>F塾長</strong>
F塾長

乳突蜂巣とは、側頭骨の乳様突起内の多数の小腔です。

鼓室(中耳)と連絡しており、鼓室の内圧を調整しています。


 





複関節

問題2 複関節でないのはどれか。【難易度

1.肘関節
2.手関節
3.股関節
4.膝関節

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答え 

複関節とは、3個以上の骨によって構成されている関節です。
2個の骨によって構成される関節は単関節といいます。

1.肘関節は、上腕骨橈骨尺骨によって構成されます。

2.手関節(橈骨手根関節)は、橈骨舟状骨月状骨三角骨によって構成されます。

股関節は、寛骨大腿骨によって構成されます。

4.膝関節は、大腿骨脛骨膝蓋骨によって構成されます。





蝶形骨

問題3 蝶形骨の孔と通過するものの組合せで正しいのはどれか。【難易度☆☆

1.視神経管  ―  眼動脈
2.上眼窩裂  ―  上顎神経
3.棘 孔   ―  下顎神経
4.頸動脈管  ―  外頸動脈

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答え 

蝶形骨の孔通過するもの
視神経管視神経、眼動脈
上眼窩裂動眼神経、滑車神経、外転神経、眼神経、上眼静脈
正円孔上顎神経
卵円孔下顎神経
棘 孔中硬膜動脈
頸動脈管内頸動脈





上腕骨

問題4 上腕骨で正しい記述はどれか。【難易度☆☆

1.外科頸は解剖頸より近位にある。
2.結節間溝は上腕二頭筋の短頭腱が通る。
3.骨幹部前面に橈骨神経溝がある。
4.鈎突窩は肘屈曲時に鈎状突起が入る。

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答え 

1.外科頸は解剖頸より遠位にあります。

2.結節間溝は上腕二頭筋の長頭腱が通る。

3.橈骨神経溝は骨幹部後面を、上内側から下外側に走ります。

.鈎突窩は上腕骨遠位にあり、肘屈曲時に尺骨の鈎状突起が入ります。





下肢の骨

問題5 誤っている組み合わせはどれか。【難易度☆☆

1.寛 骨  ―  弓状線
2.大腿骨  ―  外側上顆
3.腓 骨  ―  外側顆
4.脛 骨  ―  内 果

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答え 

外側顆は、脛骨にあります。

1.寛骨

2.大腿骨

3、4.脛骨腓骨

参考文献

・医歯薬出版「解剖学 改訂第2版」

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