こんにちは。塾長のFです。
解剖学の骨格系の問題を作ってみました。
今日もF塾でガッツリ勉強していきましょう!
含気骨
問題1 含気骨はどれか。【難易度☆】
1.前頭骨
2.頭頂骨
3.後頭骨
4.下顎骨
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答え
1
含気骨とは、骨の内部に空洞がある骨で、空洞は外界と交通しています。
1)副鼻腔
① 上顎骨
② 前頭骨
③ 篩 骨
④ 蝶形骨
2)乳突蜂巣
① 側頭骨
F塾長
乳突蜂巣とは、側頭骨の乳様突起内の多数の小腔です。
鼓室(中耳)と連絡しており、鼓室の内圧を調整しています。
複関節
問題2 複関節でないのはどれか。【難易度☆】
1.肘関節
2.手関節
3.股関節
4.膝関節
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答え
3
複関節とは、3個以上の骨によって構成されている関節です。
2個の骨によって構成される関節は単関節といいます。
1.肘関節は、上腕骨、橈骨、尺骨によって構成されます。
2.手関節(橈骨手根関節)は、橈骨、舟状骨、月状骨、三角骨によって構成されます。
3.股関節は、寛骨、大腿骨によって構成されます。
4.膝関節は、大腿骨、脛骨、膝蓋骨によって構成されます。
蝶形骨
問題3 蝶形骨の孔と通過するものの組合せで正しいのはどれか。【難易度☆☆】
1.視神経管 ― 眼動脈
2.上眼窩裂 ― 上顎神経
3.棘 孔 ― 下顎神経
4.頸動脈管 ― 外頸動脈
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答え
1
蝶形骨の孔 | 通過するもの |
---|
視神経管 | 視神経、眼動脈 |
上眼窩裂 | 動眼神経、滑車神経、外転神経、眼神経、上眼静脈 |
正円孔 | 上顎神経 |
卵円孔 | 下顎神経 |
棘 孔 | 中硬膜動脈 |
頸動脈管 | 内頸動脈 |
上腕骨
問題4 上腕骨で正しい記述はどれか。【難易度☆☆】
1.外科頸は解剖頸より近位にある。
2.結節間溝は上腕二頭筋の短頭腱が通る。
3.骨幹部前面に橈骨神経溝がある。
4.鈎突窩は肘屈曲時に鈎状突起が入る。
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答え
4
1.外科頸は解剖頸より遠位にあります。
2.結節間溝は上腕二頭筋の長頭腱が通る。
3.橈骨神経溝は骨幹部後面を、上内側から下外側に走ります。
4.鈎突窩は上腕骨遠位にあり、肘屈曲時に尺骨の鈎状突起が入ります。
下肢の骨
問題5 誤っている組み合わせはどれか。【難易度☆☆】
1.寛 骨 ― 弓状線
2.大腿骨 ― 外側上顆
3.腓 骨 ― 外側顆
4.脛 骨 ― 内 果
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答え
3
3.外側顆は、脛骨にあります。
1.寛骨
2.大腿骨
3、4.脛骨・腓骨
参考文献
・医歯薬出版「解剖学 改訂第2版」
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