こんにちは 塾長のFです。
今日は生理学の基礎の基礎、とっかかりの部分を書いていきます。
皆さんは生理学得意ですか。
苦手な人、多いんじゃないでしょうか。
難しいですよね生理学。
でも私の経験上、生理学を克服した人で国家試験を落ちた人はいません。
それだけに難関ですが生理学を勉強することのコスパは非常に高いと思います。
じっくり腰を据えて勉強していきましょう。
生理学が難しいと思う理由3つ
- イメージしにくい
- 理解しにくい
- 問題が難しい
生理学はイメージしにくい
生理学は解剖学と違ってイメージしにくいといった特徴があります。。
ビルに例えると、
解剖学では、高さや形、何階建てなのか、何階部分にはどんなお店や会社が入っているのかを覚えていくことに対して、
生理学では、ビル内の温度が25℃に保たれる為にはどんなエアコンや電気配線が必要かを考えることになります。
生理学は理解しにくい
これまた解剖学との比較ですが、
解剖学は、体の形態や構造を記憶していくことに対して、
生理学は、体のしくみや働きを理解しなければなりません。
やっぱりイメージしにくいものを理解するのは難しいですよね。
生理学は問題が難しい
生理学の問題のなかには暗記すれば解ける問題もありますが、理解したうえで考えさせられる応用問題も多いです。
理解していないのに応用問題なんて解けるわけありません。
では生理学は「捨て科目」なんでしょうか。
そんなことはありません。
解剖学と共に基礎医学と言われるほど医療従事者にとって大事な科目ですし、避けては通れないものと思います。
また生理学をマスターすることで他の科目も飛躍的にアップします。
そこで生理学を克服する為のコツを少しだけお教えしましょう。
生理学を克服するコツ3つ
- 人間の体に興味を持つ
- 何事にも「なぜ?」の疑問を持つ
- 身近なものに置き換えて考える
人間の体に興味を持つ
何を当たり前の事をと思っていますか。
生理学がなぜ学問としてあるのかを考えてみて下さい。
「ヒトの体はどうなってるの。」
「なぜお腹がすくの。」
「なぜご飯食べなあかんの。」
「うんこはどうやって作られるの。」
こんな子供に聞かれているような素朴な疑問に答える為に発達したのが生理学です。
興味を持てば疑問が生まれるのは当然のことですね。
初心に帰ってみましょう。
医療従事者を目指したのは人に興味があったからでは?
何事にも「なぜ?」の疑問を持つ
医療や身体の事以外も疑問を持ってみましょう。
インターネットってどうなってるんだろう?
SNSで利益が発生するしくみは?
扇風機はなぜ涼しいのか?
地球になぜ文明が生まれた?(笑)
そんなことに比べたら体のしくみってもっと単純だと思いませんか?
身近なものに置き換えて考える
身体に興味が持てるようになり色々な事に疑問を持ち解決できるようになれば、身体のしくみを自分のわかるものに置き換えてみましょう。
例えば、
細胞、組織、器官 → 家族、町内会、市町村
視床下部、下垂体、甲状腺 → 社長、部長、平社員
脳、神経 → コンピュータ、LANケーブル
みたいに
どうでしょうか。
少しでも生理学に対する苦手意識が変われば幸いです。
次回から具体的に勉強していきましょう。
ありがとうございました。
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