こんにちは。塾長のFです。
生理学の血液の問題を作ってみました。
今日もF塾でガッツリ勉強していきましょう!
血漿タンパク質
問題1 慢性感染症の際に増加するのはどれか。【難易度☆☆】
1.アルブミン
2.グロブリン
3.フィブリノゲン
4.プラスミン
[su_accordion][su_spoiler title=”答えと解説をみる” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” anchor_in_url=”no” class=””]答え 2
2.血漿中のタンパク質であるグロブリンはα1、α2、β、γの4種類あり、なかでもγーグロブリンは免疫抗体の役割を担い、感染症の際には増加します。
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赤血球の作用
問題2 赤血球の作用について誤っているのはどれか。【難易度☆】
1.pH緩衝作用
2.酸素の運搬
3.二酸化炭素の運搬
4.赤色血栓の形成
[su_accordion][su_spoiler title=”答えと解説をみる” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” anchor_in_url=”no” class=””]答え 4
4.赤色血栓とは、フィブリンによって血液が凝固してできたものです。二次血栓や血餅ともいいます。
赤血球の働き
1)酸素の運搬
・赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合し、末梢組織へ酸素を運搬する。
・ヘモグロビンと酸素の結合度は血漿酸素分圧、血液温度、血液pHなどによって変化し酸素解離曲線であらわされる。
2)二酸化炭素の運搬
・末梢組織で生じた二酸化炭素を肺に運び、体外に排出する。
・酸素と違い、赤血球(ヘモグロビン)と結合して運ばれる二酸化炭素はわずかで、ほとんどは重炭酸イオン(HCO3-)の形で血漿によって運ばれる。
3)pH緩衝作用
・末梢組織で生じた二酸化炭素は重炭酸イオンと水素イオン(H+)に遊離する。
・ヘモグロビンが水素イオンと結合することで血漿のpHの低下を防ぐ。
*血漿中の水素イオン濃度をpHという。水素イオン濃度が高くなるとpHは低下する。(酸性になる)
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白血球
問題3 細胞膜表面にIgE抗体の受容体をもつのはどれか。【難易度☆☆】
1.好中球
2.好酸球
3.好塩基球
4.単 球
[su_accordion][su_spoiler title=”答えと解説をみる” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” anchor_in_url=”no” class=””]答え 3
3.好塩基球は、白血球の一つで血管外に出て組織液中では肥満細胞といわれます。
好塩基球と肥満細胞の細胞膜には免疫グロブリン(抗体)であるIgEの受容体があり、抗原と結合したIgEが受容体と結合すると好塩基球はヒスタミンを分泌し、アレルギー反応を引き起こします。
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免 疫
問題4 免疫系において抗原提示を受けるのはどれか。【難易度☆☆】
1.ナチュラルキラー(NK)細胞
2.マクロファージ
3.ヘルパーT細胞
4.キラーT細胞
[su_accordion][su_spoiler title=”答えと解説をみる” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” anchor_in_url=”no” class=””]答え 3
抗原が体内に侵入したことによって起こる獲得免疫においては、
① マクロファージや樹状細胞が抗原を貪食し、抗原情報を細胞膜表面に提示します。(抗原提示)
② ヘルパーT細胞は抗原提示を受け、サイトカインによってリンパ球を活性化します。
③-a 活性化されたB細胞は形質細胞に分化し抗体を産生、抗体は抗原毒素の中和、貪食細胞の作用を亢進します。(液性免疫)
③-b 活性化されたキラーT細胞はウイルスに感染した細胞を傷害します。(細胞性免疫)
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血液型
問題5 理論上、凝集反応が起こらないのはどれか。【難易度☆☆☆】
1.A型血液にB型血漿のみを輸血する。
2.B型血液にO型血漿のみを輸血する。
3.AB型血液にA型血球のみを輸血する。
4.O型血液にAB型血球のみを輸血する。
[su_accordion][su_spoiler title=”答えと解説をみる” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” anchor_in_url=”no” class=””]答え 3
凝集反応とは、赤血球などが抗体によって破壊されることです。
赤血球には凝集原(抗原)があり、それを異物と認識した凝集素(抗体)によって破壊されます。
どのような凝集原、凝集素をもつかは遺伝性に決まっています。
例えば、血液型A型のヒトは、血液中にAという凝集原をもつ赤血球が存在し、B凝集原を破壊する凝集素をもっています。
| 血液型 | 凝集原(抗原) | 凝集素(抗体) |
|---|---|---|
| A 型 | A | 抗B |
| B 型 | B | 抗A |
| AB型 | A、B | なし |
| O 型 | なし | 抗A、抗B |
1.A型血液にB型血漿のみを輸血する。
→ B型血漿には抗A凝集素があり、それがA凝集原を破壊する。
2.B型血液にO型血漿のみを輸血する。
→ O型血漿には抗A、抗B凝集素があり、それがB凝集原を破壊する。
3.AB型血液にA型血球のみを輸血する。
→ A型血球(赤血球)のみでは凝集素がないので凝集反応は起きない。
4.O型血液にAB型血球のみを輸血する。
→ O型血液には凝集素があり、AB型血球(A、B凝集原)を破壊する。
注)あくまでも理論上の話です。実際の輸血場面の話ではないのでご理解ください。
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参考文献
・南江堂「生理学 改訂第4版」







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